最近☟こんなプレスリリースが出ています。
ブロックチェーン技術を活用したMaaS共通データベース基盤を開発
下記公表されている資料から特にパフォーマンス検証に関する数字を拾ってみる。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202004/20-030/document.pdf
- 700万件/日を想定し、CSVのデータを生成、パフォーマンステストを実施、
- 午前6時から深夜12時までの18時間の間に、毎時CSVデータをブロックチェーンに投げ込む
- MPノード(多分Market Participantsノード)とMaasノード間でトランザクションを処理、つまり相対。
- トランザクションの開始時間と終了時間を捉えてパフォーマンス検証。
- テストは1日と3日間連続の二回を実施。
結果、
- 700万件/日の処理は出来た。
- 3日間連続テストでも700万件/日は処理できた。
- ピーク時で900tpsを記録。例えば、162,380件を30分で処理した時間帯あり。
ここからは6/3 追記。全体的な内容をメモする。
- 取組み概要
- Pilotの目的は学ぶこと
- Maas Ecosystemのガバナンスをどうすべきか?
- データ・ドリブンでの収益機会
- 目標
- ブロックチェーンを使ったMaas エコシステムの検証
- 競合するステークホルダー間でどう信頼を構築するか。
- ブロックチェーンをデータ交換が良いのではという仮説
- 技術的にはボリュームの多いトランザクションをどう遅延なく処理できるか。
- これはフィージビリティーテストです。
- ブロックチェーンを使ったMaas エコシステムの検証
- Maasの業界分析
- プレイヤーが多数(航空会社、鉄道、バスetc, etc)
- テーマ多数(最適ルート選定、チケット、記録、レベニューシェア、支払、個人情報,etc,etc)
- 通信も早く5G
- もちろんスマートフォン
- 保険も必要
- どうやるか?
- トランザクションの共有
参加者ノードとMaasノードがトランザクションを補足してリアルタイムに共有 - 各自がトランアクションの記録を活用
参加者ノードはもちろん活用できる。Maasノードはトランザクションデータを集約して活用できる - 透明性のあるレベニューシェア
参加者ノードとMaasノードがトランザクションの共有から得られる収益を透明性をもって確認出来る
- トランザクションの共有