レポートタイトル:Covid-19 highlights the need for digital transformation across industries
下記からダウンロード可能。
- 既存のデジタル化が加速。
- Amazonのオンラインショッピングだったり、Zoomでのビデオカンファレンスであったり
- 信頼できるデータに対する依存が高まっている
- 信頼できるデータがないと仕事になりません。
- 加えて、摩擦なくスムーズにデータをやり取りすることの重要性が注目
- データの透明性、出所などがこれまで以上に重要
- 注目ユースケース
- 貿易分野
- 中国で商品の提供が止まった
- 国内でも生産が出来ない
- サプライチェーンを維持するための分散化の重要性が再認識された
- WEFのCovid Action Platformでも指摘された。
- ICCのレポートによると、2020年4月以来
- 53%の金融機関が新たなデジタルソリューションの提供を考えている
- 30%が政府のサポートだより
- コロナを受けての銀行の貿易に関するワークフロー、4つの分類
- デジタル・チャネルの拡大
- 電子ドキュメントの一時的利用
- 電子署名の一時的利用
- 新しいビジネスプロセスと管理
- デジタル・トランスフォーメーション出来る機会
- トレーサビリティー
- 市場全体の可視性…サプライチェーンのどこに断絶が起きていて、リソースをどう再分配すれば良いか、これを反映できる仕組み
- 調達から支払までの流れ…バイヤーとセラーの認識が一致するように。
- ヘルスケア分野
- 医療関係者の資格の共有
- コロナに掛かっていないかのチェック
- 医師免許の迅速な確認
- 病院横断ですぐにリソース配分できるようにする
- メディカル・サプライチェーン
- いつどこにどのような薬があって、いつ届くのかのリアルタイム共有
- 法規制への対応
- 欧州医療機器規則への対応
- 1社だけでは対応できない。
- 一つの事実を複数人で共有できること
- 検証可能性が確保されていること
- 医療関係者の資格の共有
- 保険分野
- そもそも保険分野においては自己・事象発生が客観的に検証可能であることが求められる。この時点でブロックチェーンは非常に有効。
- サイバーセキュリティー…確かなデータソースに基づいて、適切な保険料を設定できるように。
- 代位求償…保険会社が従業員に支払って、その後に損害賠償請求権の移転を受けて、そんで求償する
- 金融分野
- CBDC…digital dollarなどが検討されている(これも参考)
- DvP決済…確実に所有権を移転してリスクを減らす
- シンジケートローン…デフォルト率が上がる、リアルタイムの監視が必要
- テレコム分野
- ビデオカンファレンスが急増したが、ネットワークは意外に対応できることが証明された
- 今後、企業向けのデータサービスの増加が見込まれる
- 人の移動がなくなって、国を跨いだ国際ローミングは影響受けた
- キャリア間でのサービス連携
- 5Gネットワークのための物理的インフラ(基地局)の導入が困難に
- 貿易分野
- ブロックチェーンが出来ること
- 唯一の真実としてのデータを企業間で共有できる
- ブロックチェーンへの投資、2022年までに120億ドルに(IDC調べ)
- トップパフォーマーの46%はデジタルを使った新サービス提供を考えている。