Blockchain for Government – IDC Reportを読んでみた。


R3のウェブサイトからダウンロード可能

https://www.r3.com/blockchain-for-the-future-of-governments-exploring-new-competencies-and-attaining-public-trust/

  • 世界中の政府機関が格闘していること
    • 不正、無駄、汚職、リソース管理、断片化された組織構造
  • 2023年までに20%の国がブロックチェーンベースのIDを発行するだろう
  • 電子政府の課題
    • 信用の欠如
      • 政府はハッカーにとって格好の標的
      • 金融や医療に関する個人データが落とし穴となりかねない
      • ブロックチェーンがあれば、管理者なしで管理可能
      • ブロックチェーンは単一障害点のリスクを下げる
    • 非効率性とレガシーシステム
      • ブロックチェーンでバックエンドの運用を全てトラッキングすることで、効率化が図れるはず。
    • 汚職との戦い
      • ブロックチェーンを通じて政府資金を給付すれば、受給者がその資金を何に使ったかをトレースすることが出来る。
  • その他ブロックチェーンの利用
    • スケーラビリティー
      • Cordaは600TPSを達成している
    • インターオペラビリティー
      • 同じプロトコル異なるアプリケーション間での資産の転送も簡単ではない。
    • 標準化
      • CordaはDTSI(Digital Trade Standards Initiative)やISDA (International Swaps and Derivatives Association)と取り組んでいる
  • ケーススタディー
    • 国際送金
      • シンガポールのMASはMEPS+とDLTとの相互運用を実現し自動担保管理を実施
    • 給付金、助成金支給管理
      • 資金が意図する受給者に支給され、目的に沿った利用がされていることを保証する仕組み
      • 世界銀行のローン給付のトレーサビリティーなど
    • 農作物のトラッキングと安全管理
      • イギリスのFSAが豚肉の輸出認証プロセスの効率化とトレーサビリティー工場のパイロットを実施。