COVID-19の最中に発表された世界最大のコンサルティングファームaccentureのサプライチェーンに関するレポートを読んでみました。
原文はこちらから
- 企業がサプライチェーンにかける投資金額は2017年-2019年平均で153億円。
- 上手くいっている企業(”マスター”と呼んでいる)の特徴は、
- 顧客の要望を起点にしている
- 洞察をイノベーションに繋げている
- 複数の領域で技術に成熟している
- CEOを巻き込んでいる
- サプライチェーンの5つの課題
- 顧客の要望に応じた個別開発。サプライチェーンと製造の柔軟性に欠けている
- イノベーションを推進するための適切なパートナーの選定
- 協働と協奏を促進するためのテクノロジー全体像
- プロトタイプ作りの能力の欠如
- エンドツーエンドでのリアルタイムな可視性の欠如
- 顧客体験のカスタマイズが重要
- B2Bの世界ではProduct as a service
- B2Cの世界では超パーソナライズされた体験・経験
- 共通で言えることは、持続な可能なサプライチェーンと製造工程
- 環境フットプリントは今や企業イメージの最重要部分
- Conagraという会社は、2025年までにプラスチック製品を再利用可能、廃棄可能にする予定
- DHLは2020年に30%の環境負荷軽減を達成(4年前倒し)。2050年までにゼロ・エミッションを達成する予定
- Abbotという会社は27%の水利用軽減、42%の排出量削減。2010年から41百万ポンドのぱっけーじをさくげん、100億円以上のコスト削減を達成。
- Product as a serviceにより、顧客のリソース、資金、専門知識、専属部隊を不要にし、コアビジネスに集中できるようにする
- 洞察からイノベーションへ
- Kenco Logisticsは10,000平方フィート(体育館くらいの大きさ)のプロトタイプ開発センター”倉庫”を立ち上げた。
- CEOの巻き込み
- Home Depotは、2020年上半期、オンラインでの売上が21.4%伸びた。